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新しい金融論―信用と情報の経済学
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| ジャンル: | 本
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| セールスランク: | 52053 位
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| 発送可能時期: | 通常24時間以内に発送
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| 参考価格: | ¥ 3,360 (税込)
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正に天才の作品。
情報の経済学でノーベル経済学賞を受賞した大物、スティグリッツの傑作。
最近のノーベル経済学賞は質の低下が叫ばれるが、この方は別格の存在である。
本作を分かり易く言うと、修正経済学である。
経済学は「国民が理論的に行動」、「全ての人が、同時に同じニュースを見る」等の、現実的には有りえない仮定の下で、単純化したモデルで経済を分析する学問であるが、単純化のために、現実に即さない箇所も多々ある。
そこで、本作は情報の経済学(全ての人が同じ情報を持っているのではない、売り手の方が、商品の専門家なので、買い手よりも詳しい)の観点から、経済学を見直し、現実に即した内容に修正している。
やや複雑にはなるが、現実に大きく近づいており、机上の空論を現実に使える理論にした功績は余りにも、大きい。
既存の経済学に物足りなさを感じていた方にお奨め致します。
尚、計算式が色々と出てきますが、解説さえちゃんと読めば、計算式は飛ばしても、十分に理解出来ます。
一ページに一論文の内容が凝縮されていると言っても、過言ではない、濃密な大傑作ですが、意外に分かりやすいので、計算式は無視して、気軽に手に取ってみて下さい。
当時、竹中金融行政の成功を暗示した貴重な本
私が2003年10月にこの本を買って読んだときには、「理屈は分かるが日本はそうは行かないよ」と思っていた。しかし、2006年には日本経済は急速な景気拡大の波に乗り、それどころか、死に体であった「銀行」が今や書き出し競争を再開している。「失われた10年」を一気に帳消しにしている勢いである。
日本の金融行政の場合、竹中金融担当大臣の「金融再生プログラム」による、金融制度の再構築が強引に押し進められた結果、銀行への信用が回復し、導入された公的資金を返済に回る銀行が増加した。そのような動きは、正に「信用に対するリスク」が減ったことになる。
本書は金融制度の特殊性を説き、「信用の割当があるために、金融政策は金利だけでなく信用の利用可能量を通じて効果を発揮する(39頁)」と述べている。本書により、日本の金融機関の復活の一要因を理論的に説明できる貴重な一冊である。ぜひともお読みになることをお薦めする。
現実に即した金融理論
従来の金融論は、M1、M2など貨幣数量に注目してきたが、著者は与信機能を重視し、それをもとに理論を組み立てている。日本においても、金融機関の貸し渋りの問題、日銀が量的緩和でベースマネーを増やしても貨幣量が伸びない問題など、与信機能を無視しては解決できない問題が生じており、著者の着眼点の確かさを感じる。難解な本だが、ぜひ一読をお勧めしたい。
流石スティグリッツ
情報の経済学を基礎に金融論の頭が整理された。すばらしい本ですね。 こういう議論がわが国で展開されることを願ってます。
東京大学出版会
非対称情報の経済学―スティグリッツと新しい経済学 (光文社新書) 人間が幸福になる経済とは何か フェアトレード―格差を生まない経済システム スティグリッツ ミクロ経済学 スティグリッツ早稲田大学講義録 グローバリゼーション再考 (光文社新書)
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