就職迷子の若者たち (集英社新書)



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就職迷子の若者たち (集英社新書)
就職迷子の若者たち (集英社新書)

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評価は微妙。

内容は、企業の望む人間像に若者を変化させて、成功しましたという本です。つまり、就職に関する話を調べていればどこかできいたような話です。

ただ、現実はまず学歴フィルタを通され、さらに取得している資格の数、田舎の企業だと地元の人間かどうか、SPI試験で足きりもし、その後やっと人間性をみるという企業がほぼすべてです。そういうので内定の可能性が大きく左右するのが実態であるし、また不況下においてはそもそも求人数が就職希望者を下回ることだって実際におきることが確認されているわけで、はっきりいえば現実的とはいいがたい。これだけで就職できるとは到底思えない実態がそこにはあります。

まぁ、そういうことは若者の自信を失わせるということで、それをあえて無視してアドバイスする人が書いたんだからこういう内容になるのはわかるし、実際それで就職できるケースもあるのだから否定はしませんが、この本だけを肯定することもできません。

よって☆3つぐらいが妥当かなと。
いくつかの示唆を与えてくれます

就職活動中に事例として上がっているような壁にぶつかったとき、
どう対処していけばよいのか、どう考えればいいのか、
という事に関しての示唆を得られる本です。
「面接の達人」や「絶対内定」とは毛色が違いますが、
就活するにあたって、読んでも損はないと思います。

また、採用する立場としては、
本書に書かれているような内容をしっかりと考えてきた学生さんは、
とても魅力的に写ることが多いです。
内定を取りたい人のためのHowTo本

勤労は納税と社会貢献のための義務だろうか?自己実現のための権利だろうか?
好きなこと,やりたいことを探せ的な自分探しの一環としてフリーターを選ぶことに寛容だったり,めったやたらと資格取得に走らせた大部分の専門学校等,社会がバブル不況下での必要悪的状況だったとしても,これから就活!の大学3年生のみなさんに対して,今はそういう時代ではないですよ,あなた方に求められているのはこういうことですよ,というのが著者の主張だろう。大学生のみなさん,一読しておく価値がある。

「社会批判」よりもまず「自助努力」というアプローチ

いまの日本社会で企業を運営するにあたって、考えられる最大のリスクのひとつ=「若者の職業倫理観の変容」は看過できない問題をわれわれ大人に突きつけてくる。←このように「」かぎかっこつきでもっともらしい言葉を並べても、そこに至る若者たちひとりひとりの理由は千差万別であり、正直なところ、40代半ばにさしかかった私などはこのリスクに対してどう対処していいのか皆目検討がつかない。小島氏は、キャリアカウンセラーとして「カリスマ」と冠が付くほどの経験から、現在の若者たちが就活でぶつかりやすい「限界」をわかりやすく説く。本書を読んで理解した。「なんだ、おとなたちがちゃんと教えてこなかっただけじゃないか」。政治がどうとか世相がどうとかコムズカシイ批判を言っている間があるなら、目の前にいる彼らひとりひとりに語りかけ、彼らの思いを引き出し、彼らの自己実現に手を貸そうじゃありませんか?
仕事に悩む大人が読んでも、自己の「職業観」を振り返るための良いヒントが満載。みなに薦めたい良書。
「ニート利権」にたかる小島貴子の知的犯罪行為

本書についている好意的な書評はどこから出てくるのか、理解に苦しむ。

ILOが先日「全世界の24歳以下失業者は、全体の44%」と発表したが、若い人がなかなか就職の機会を得られない状況は日本に限らず世界的潮流であり、先進国ではこの問題を「社会的排除」の一環として論じることが常識である。そもそもの小島の論理の出発点から誤っているのだ。「日本には新卒一括採用制度があるから失業率はこんなに低い!」と強弁する新自由主義者が後を断たないが、若い就労者の中に占める非正規労働者の割合と、ワーキング・プアの占める割合を見ればそのウソは簡単に露呈する。新卒採用制度がある日本でも、見下している世界各国と比べ実態は大して変わらないのだ。小島はそのことを知っていて、それでもなお若者の人間力が足りない、いざ「若者自立塾」だ、「若者の人間力を高めるための国民運動」だと放言している。激しい怒りを感じる。

対症療法系言説は、自らの労働経済政策の失敗なり不作為の責任を若い人に全て転嫁できる点で経団連や老人どもにとって都合がいいので、このような噴飯ものの言説がまかり通ってしまうのが悔しい。労働経済問題である非正規雇用者、無業者の問題に対して全く無効であることが明白になりつつある「若者自立塾」「人間力運動」などのインチキ行為を行なっている小島には、もはや労働問題に関しての一切の発言を止め、筆を折れと言わざるをえまい。



集英社
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